『「法令遵守」が日本を滅ぼす』

「法令遵守」が日本を滅ぼす
「法令遵守」が日本を滅ぼす
新潮社
price : ¥714
release : 2007/01/16

コンプライアンスについての常識が覆る

マスコミでは通常「コンプライアンス」=「法令遵守」であり、一般の概説書でも
とにかく政省令、通達まで規則を遵守することが当然とされる。そうしたタテマエ
論を冷静に排し、そもそも我が国において法令と実態に大きな乖離があること、
法令の細部を遵守することに拘泥するあまりに本質を見失う危険性があること等を
理屈と事例から明らかにする。
筆者の元検察官という経歴が遺憾なく発揮された良書であり、単なるコンプライ
アンス論を超えた法律論、マスコミ論等としても知的興奮を味わえる一冊である。

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学
メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学
光文社
price : ¥777
release : 2007/04/17

悪役を無実と認識

「あるある大事典」では「納豆が効く」といったからダメ。
昼の番組でみ○もん○が「○○が効くとおっしゃってます」というなら事実報道となる。「○○が効く」が事実かどうかはわからないが、「おっしゃって」るのは事実だから。
安全の証明は難しいけれど、「危険かもしれない」の提唱は楽。「危険かもしれない」を煽るのはマスコミ。そんなニセ科学を明かしてくれる本です。
私自身、その辺りはわかったつもりでいましたが、「へぇ、そうだったのか」と悪役を無実と認識した次第です。
行動経済学 経済は「感情」で動いている
行動経済学 経済は「感情」で動いている
光文社
price : ¥998
release : 2006/05/17

経済学のパラダイムシフトなるか?

行動経済学は、これまでの合理的人間像にたいして懐疑的で、どちらかといえば人間心理にシフトしている。
これまでの経済学の限界を突破する期待ができる理論である。

70年代のラディカル経済学運動では、対案となる理論を構築できなかったため失敗した。
しかし、この行動経済学はその対案になりうる。

もう一つ私が注目しているのは限界合理性を示した複雑系経済学だが、この2つが後に経済学の主流となるのだろうか。
偽装国家―日本を覆う利権談合共産主義
偽装国家―日本を覆う利権談合共産主義
扶桑社
price : ¥714
release : 2007/02

日本人が知らねばならない慰安婦問題

この問題が他の戦争関連の問題と大きく違う点は、70年代まで一切問題視されなかったということである。
日本の反日学者や韓国の学者ですら「戦場で商売していた売春婦」として問題にしなかった。
「政府・軍による強制連行」の話が出て初めて問題化し、韓国にも伝わったのである。
慰安婦運動は、89年に大分の運動家が韓国で元慰安婦を探したのが全ての始まりである。
この時会った毎日新聞の下川記者は「原告を探すという発想には正直驚いた」と語っている。
この後、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の大宣伝の影響もあり、日韓の国際問題に発展していくことになる。
フラット化する世界(下)
フラット化する世界(下)
日本経済新聞社
price : ¥1,995
release : 2006/05/25

必読

上巻では現在世界ので何が起こっているかを詳細に説明していた。
そして下巻では、ではどうやってグローバル化の脅威に対応するかを提言している。

上下巻を読んで、世界がダイナミックに変化していることを痛切に感じた。
世界は大きく変化している。日本においても「これまでの日本」がこれからも続くとはとても考えられない。
戦後以来の大きな変化が必要であると強く感じる書である。

失敗学のすすめ
失敗学のすすめ
講談社
price : ¥560
release : 2005/04

いい本だけど。。。

失敗学というタイトルをつけた出版社の勝利ですね。
この本は失敗学という考えを広めるのに貢献しましたが、
内容的には、抽象的な概論論がメインです。

(この研究そのものは畑村先生だけでなく、同じ様に
 複数の人で研究していたようです。)

同じように研究されていた中尾 政之さんの失敗百選の方が
具体的で体系化されていて面白いです。
(この方も畑村先生と一緒に活動されていたようです。)

学校の先生らしく、抽象的な概念や学問化することには長けていますが、
私にはいま一つ迫力を感じませんでした。
畑村先生の本では「危険学のすすめ」の方が実践的で
格段に面白いです。
こっちの方が、真剣味、迫力みたいなものがあります。

できる100ワザ SEO & SEM 集客も売上もアップするヤフー!・グーグル対策
できる100ワザ SEO & SEM 集客も売上もアップするヤフー!・グーグル対策
インプレスジャパン
price : ¥1,575
release : 2006/09/22

中級・初級向け

中級・初級のひとにはとてもおすすめできます。
これからSEO、SEMを始める人には必見でしょう。ぜひ購入をオススメします。

上級者の方にはGoogle Analyticsの使い方が非常に参考になると思います。
上級者の方でもGoogle Analyticsを使いこなすのは相当難しいので。

必ず結果の出る本だと思いますよ。
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
東洋経済新報社
price : ¥2,310
release : 2001/04

【商品詳細】

数年前から、日本人の「コミュニケーション能力」の低下が精神科医の世界で指摘されているが、ここにきてビジネス社会のなかでも、個人のコミュニケーション能力不足がささやかれるようになってきた。私たちの社会が個々人のコミュニケーションによって成り立っている以上、仕事でも家庭でもコミュニケーションがうまくいかなければ、物事は何も進展しないし、問題も解決しない。 では、コミュニケーション能力が低下しているとはどういうことか。1つには、相手が何を言いたいのか、思っているのかを引き出す能力が低下していることである。もう1つは、自分の伝えたいことを相手にうまく伝えられない、ということである。そこに欠けているのが、論理的な思考と論理的表現能力である。 本書は、コンサルティング会社であるマッキンゼーのエディターとして活動している著者が、「ロジカル・コミュニケーション」の新しい手法について述べたものである。そのポイントは、話の重複や漏れ、ずれをなくす技術である「MECE(ミッシー)」と、話の飛びをなくす技術である「So What?/Why So?」を身につけることである。 MECEは「ある事柄を重なりなく、しかも漏れのない部分の集合体としてとらえること」を意味している。ちょうど、全体集合を漏れも重なりもない部分集合に分けて考える、集合の概念である。「So What?/Why So?」は、よく話をするときに「したがって」や「よって」「このように」などを使うが、それらの言葉の前後で話に飛びがなく、伝え手の結論と根拠、結論と方法のつながりを、相手にすんなり理解してもらうための技術である。「So What?」は「手持ちのネタ全体、もしくはグルーピングされたもののなかから、課題に照らしたときに言えることのエキスを抽出する作業」であり、「Why So?」は、「So What?」したときの要素の妥当性が、手持ちネタの全体、もしくはグルーピングされた要素によって証明されることを検証する作業」である。 これらの技術を何事においても習慣づけることによって、論理的思考力や論理的表現力がかなり向上するはずである。実践に即した問題も随所に載っているので、楽しみならロジカル・コミュニケーションを身につけられる。(辻 秀雄)

コミュニケーション力UPの第一歩として

人とのコミュニケーションは元来難しいものです。
コミュニケーションの目的が、相手に何かを伝えて、相手を動かすことである以上、コミュニケーションでは意見が異なる相手の存在が前提になっています。
いくら自分が正しいと思っていても、相手にそれを伝えられなければ意味がありません。特にビジネスにおいては、一人で完結する仕事というものはありえず、お客様やチームのメンバーなどいろいろな人と接する必要があります。そうした中で、自分が正しいと思ったことを実行するためには、コミュニケーションは欠かせません。

では、どのようにして相手に自分の意見を伝えて、望みうる結果を得るのか?そのために必要な技法を解説したものが本書であると思います。
内容自体は入門書的な位置づけであり、「MECE」や「So What?/Why So?」のような、論理思考を解説したビジネス書には必ず書かれている基本的な事柄から丁寧に解説されています。逆に、非常に多くの類書が出回っていますので、そのような本を読んだことがある方でしたら、既に知っていることが多いと感じるかもしれません(少なくとも私にはそう感じました)。もちろん、そのような類書と比べてもわかりやすく書かれていますので、復習として読んだり、同じ内容でも別の視点から新しい洞察を得たりすることができますので、知っている人が読んでも無駄になることはないと思います。

ただ、本書を読んだだけですぐにコミュニケーション能力がつくかというと、そんなことはないと思います。
本書の中でも述べられているとおり、本当に論理的なコミュニケーション能力を身につけるためには、トレーニングや現場での実践を通じて、数多くの経験を踏む必要があると思います。
ただ、闇雲に経験を積んだだけでは、今までと変わらない。能力を伸ばすための基本として、本書に書かれていることを理解し、それを念頭におきながら、経験を積む。そういった使い方をして、初めて本書の価値が出てくると思います。
「会社四季報」練習帳―誰も気づいていない成長株・割安株・不人気優良株を見つけ出す
「会社四季報」練習帳―誰も気づいていない成長株・割安株・不人気優良株を見つけ出す
東洋経済新報社
price : ¥1,680
release : 2007/06

変化を読むために

本書の真骨頂は、「変化」をいかに読むかを教えているくだりだね。極端な言い方をすれば、それだけを完全にマスターすれば、かなりのパーフォーマンスが得られると思う。そのためには、前提となる知識の整理が必要で、本書はそれを非常にわかりやすく提示している。この「要点整理」と「変化を読む術」で買いという本だね。先の「練習帳」二冊と同様にとても実戦的なので手元において繰り返し練習するのがよいだろう。実際、私もそうしている。ぱらぱらと読んでマスターできるほど株投資はやさしくなんてないもん。気分はちょっとした株式大学入学試験の準備みたいだね。
経営戦略立案シナリオ
経営戦略立案シナリオ
かんき出版
price : ¥2,310
release : 2007/05/22

名著「図解 実戦マーケティング戦略」よりも使える一冊

経営戦略の5つの道具「戦略BASiCS」が分かりやすく解説されています。
このうち、独自資源の強み(Asset)と強み(Strength)は、顧客の3つの価値基準に
合わせることを佐藤さんは提唱しています。その3つとは、
・手軽軸:早い、安い、便利、
・商品軸:最高・最新の商品・サービスの品質、
・密着軸:自分を良く知り、自分だけのニーズに応えてくれる
であり、どの価値基準も満たせない企業・人は顧客から認識されないというわけです。
こんなに使える経営戦略の本は類を見ません。